土留(どどめ)とは?
土留め(どどめ)とは、土が崩れるのを防ぐために地中に大きな鉄板(鋼矢板(シートパイル)、H鋼等)埋め込む工法のことを指します。
呼び名が様々あり、土留め(つちどめ)・山留め(やまどめ)山留壁(やまどめへき)・擁壁(ようへき)などがあります。
土留めの用途の多くは、山などの傾斜のある場所での工事・川や港などの水が近くにある場合の工事・地下に構造物を作る場合など、土砂の崩壊が起きる可能性の高い場所での工事の際に周辺の構造物・インフラ等に影響を与えない様、周辺の土砂を支持させるために用いられます。
※山留工事・基礎工事・道路工事・水道工事・河川工事・海岸工事・護岸工事など
近年まで工事完了後も土留めを地中に埋めたまま放置してしまうケースが多く存在しておりましたが、
土留を埋め込んだままにしてしまうと、その場所で再建築を行う際には撤去が必須になることや、
工事のたびに新たな鋼矢板を購入することで経済面・環境面においての課題がありました。
そこで土留めを引き抜いて再利用する方法が普及してまいりましたが、
土留めを引き抜いた際に『地盤沈下』が多発し様々な地域で問題となっておりました。
取得特許一覧
特許第 3940735 号 特許第 4897985 号
特許第 5390919 号 特許第 5635804 号
特許第 3940735 号
特許第 4897985 号
特許第 5390919 号
特許第 5635804 号
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森山 健一
(協同組合Masters地盤環境事業部)