トラブルとは | 土留部材引抜同時充填工法【首都圏上下水道協議会】

土留が原因で地盤沈下する理由

      地盤沈下のメカニズムを理解する。

鋼矢板を引き抜くだけで地盤沈下!?
地盤沈下が起きるメカニズムを知る

鋼矢板(シートパイル)、H鋼を引き抜くだけの工事と甘く見ていませんか!?

右の写真のように引き抜き工事を行う際には、鋼矢板に土砂が付着した状態で引き上げられてしまうことがほとんどです。
土砂と一緒に引き上げることで、地中へ大きな空洞が生じます。

周辺の土砂からは鋼矢板へ相当な圧力が掛かっておりますので空洞になってから数分のうちに地盤沈下が発生します。

鋼矢板を引き抜くだけで地盤沈下!?地盤沈下が起きるメカニズムを知る

地面がひび割れた程度だったので放置。
その後が大きなトラブルへ発展します。

鋼矢板(シートパイル)、H鋼を引き抜いた箇所から1~3メートルの範囲で地面のひび割れが発生します。ひび割れは数分で発生するため、思ったよりもひび割れが少ないから問題ないと判断して放置してしまうと大変危険です。

近辺が崩れたということは、周辺地盤全体への均衡・バランスが崩れてしまっている状態のため徐々に地盤沈下が進行します。また、怖い点は沈下が収束するまでに数ヶ月を要することです。

そのため工事完了後しばらく経ってから近隣施設・住民から 『段差ができてしまった』 『扉が開かなくなった』クレームが入り大きな訴訟問題へと発展したというご相談をいただくケースが多数発生しております。

地面がひび割れた程度だったので放置。その後が大きなトラブルへ発展します。

CB注入(セメントベントナイト注入
なども要注意です。

鋼矢板を引き抜いた後に、地中の空洞へセメントベントナイトを追いかけて充填する方式がCB注入と言われております。

前項の通り、引抜き後数分で地盤沈下は進みますので
地盤沈下のメカニズムを理解して頂いた皆様なら『追いかけて充填する』リスクをご理解頂けますよね。

上記だけでなく、充填材によっても様々なトラブルが発生します。
代表的な例としては、
『硬化までの時間がかかる、材料の強度が低い』
『コンクリートのような硬い材料のため、同じ場所へ鋼矢板を圧入できない』
『時間が経つに連れて充填材が収縮してしまい地盤沈下が起きる』
などが挙げられます。
施工業者の営業文句だけで判断せずにコスト・リスクをトータルで判断して賢く業者選びをしましょう。

CB注入(セメントベントナイト注入なども要注意です。

地盤沈下の理由と当工法を動画で理解する

地盤沈下のメカニズムについてご理解頂けましたでしょうか。

わかりにくい方は動画をご用意しておりますので、右の再生ボタンから御覧ください。

地盤沈下が起きるメカニズムと当サイトがご紹介可能な『土留部材引抜同時充填工法』についてわかりやすく解説をしております。

地盤沈下防ぐ工法

私たち土留部材引抜同時充填工法首都圏上下水道協議会は
土留引抜きによる地盤沈下や環境汚染などの様々なリスクを
減らしていくことをミッションとして掲げております。

豊富な施工実績・ご相談対応実績から、現地の状況・ご担当者様のニーズ
を把握し適切な優良業者様を迅速にご案内することを得意としております。

現在行われている代表的な工法では地盤沈下は防げません。
専門業者もまだまだ知らない施工方法になりますので、わからないことはお気軽に何でもご質問ください。

詳しく知りたい方は下記よりお問い合わせください。